ちいさな優位性を積み重ねる。かけ算で豊かになる。

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お金儲けをする人を悪く言う人はいるけど、私はそうは思わない。お金があれば解決する問題はたくさんあるし、心の余裕も生まれる。お金は使い方次第で人生をすごく豊かにしてくれる便利ツールだ。私はお金を増やすことを声を大にして推奨したいと思う。

お金を貯めるには、現状の収支をはっきりさせるとよい。

具体的には1か月だけ全部レシートを取っておいて、月末にすべて足し算してみる。それを収入と比べて、どっちが多いか確認する。

赤字の場合は、いきなり投資を始めるのは得策ではない。

まずは支出を抑えて、家計を黒字化することが大切。

 

支出を減らし、生活防衛資金を作る。収入が途絶えても、ある程度生活できるお金と心の余裕を確保する。

余裕がでてきたら収入を増やす努力をする。やみくもにがんばるのでなく、狙いを見極めて効率的に収入を増やす。

そして生活に必要のないお金(余剰資金)ができて貯蓄ができるようになったら、投資でお金に働いてもらう。

正直、労働で得られるお金には限度がある。必死に頑張るのもいいけどその横でラクに低リスクで資産を増やしている人はたくさんいる。

できれば早いうちにそちら側の人間になったほうがいい。

ラクして儲けるのを嫌うひともいるけど、それがいまの資本主義のルールなので、文句を言っても仕方がないと思う。うらやましいなら自分もそちら側にいけばいい。

 

お金を増やすためにやっていることはこちらにまとめています。↓

lesslessmore.hateblo.jp

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お金は大切だけど、本当は時間のほうがもっと大切だよね。

だって人生80年くらいしかないんだもの。お金はあくまで人生を豊かにしてくれるツール。時間を意識することで、直接人生を豊かにしていくことも考えたい。

 

時間に関する記事は、こちらでまとめています。↓

lesslessmore.hateblo.jp

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ようこそ!私のブログへ

こんにちは。

私は2015年にお金の勉強を始め、現在では投資で増やした分も含めて資産1000万円以上を達成しました。

少しずつではありますが、着実に資産を増やし続けています。

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人生は、ちいさな優位性を積み重ねていくことで、豊かになると確信しています。

このブログは、私が生活で得たちいさな優位性を記録しています。

よろしくお願いいたします。

面倒くさがりなのに本を書いてしまった。

お金に目が眩み、

「普通の会社員」がTQQQで資産5,000万円を目指す話

っていう本を書いたのでここにも載せておきます。

【はじめに】

僕は、普通の会社員だ。

特別な学歴や、金融の知識があったわけじゃない。

子どもが生まれ、時間もお金も限られた中で、

どうにかして「自分で人生を選べる状態」を作りたいと思い、投資を始めた。

この本は、そんな僕がどのようにして資産を増やし、投資と暮らしを両立してきたかを、

実体験とともにまとめたものだ。

S&P500、TQQQ、FANG+、自社株。

米国株中心のポートフォリオを活用しながら、

どうやって精神的に安定したまま、資産を積み上げてきたのか。

そして、何のためにお金を増やしたかったのか。

これは、「プロの投資術」ではない。

だけど、家庭を持ちながら働き、時間も限られた人でも実行できる、等身大の資産形成の記録だ。

本書を通して、投資がもっと身近で現実的なものとして伝わることを願っている。

そして、同じように「自分で働き方を選びたい」「人生をコントロールしたい」と願う人の背中を、少しでも押せたなら嬉しい。

 

 

 

 


第1章:なぜ投資を始めたのか?

僕は30代、ふつうの会社員だ。

結婚して子どもが2人いて、マイホームはないけれど、静かな団地で暮らしている。

仕事は好きだし、やりがいもある。だけど、朝から晩まで会社に時間を捧げるのが「唯一の生き方」だとは思っていない。

子どもが生まれてから、僕の中で「時間の価値」が変わった。

残業で得られる手当よりも、子どもと一緒に夕ご飯を食べる時間のほうが、僕にとっては大切だった。

でも、じゃあ働く時間を減らして、家計は本当に大丈夫か?

そう自問したときに、ようやく「お金に働いてもらう」という考え方にたどり着いた。

 

 

 

 


資産形成への第一歩は、「めんどくさがり」だったから

投資に興味を持ったのは、自分がめんどくさがりだったからだ。

日々の生活でも、選択肢が多すぎると疲れてしまう。

「何を食べるか」「何を着るか」「どの銘柄を買うか」――なるべく悩まずに、最適解を選びたい。

そんな僕が最初に選んだのは、インデックス投資だった。

S&P500という、アメリカの主要500社にまとめて投資できる商品。

過去のデータを見ると、長期的には7〜10%の年率リターン。

何もせず放置しておくだけで、右肩上がりのグラフを描いてくれる。

面倒な個別株の研究も不要。

「プロの代わりに市場そのものを買う」という発想が、僕にはとても合理的だった。

 

 

 

 


投資は「安心の柱」をつくるための手段

僕の資産運用の中で、安心の柱は3本ある。

現金:生活防衛資金としての安心


S&P500(とiDeCo):長期で増やすための安心


定期収入(仕事):生活を支える安定源


この3本をまずは整えた。そのうえで、余剰資金を使って攻めた投資をしている。

それが、TQQQやFANG+といったレバレッジETFだ。

「余ったら入れる」ではなく、最初から「余らせて入れる」戦略。

この考え方があるから、相場が下がっても焦らない。

下がったら買い増すだけ。投資は感情よりも構造が大事だ。

 

 

 

 


働き方の自由を得るために、投資をする

僕は投資で早期リタイアしたいわけじゃない。

ただ、「今日は子どもと一緒にいたい」と思ったときに、有給を迷わず取れる自分でいたい。

「好きな仕事を、週3で続けたい」と思ったときに、収入を補える安心感が欲しい。

だから、投資で増やしたいのはお金だけじゃなくて、選択肢だ。

れすもあ流の資産形成は、そういう生活のデザインと結びついている。

 

 

 

 


次章へ向けて

次の章では、僕がなぜS&P500だけでなくTQQQやFANG+という高リスク投資商品を選んだのか。

そして、どうして「レバレッジでも怖くない」と考えるようになったのかを詳しく書いていく。

 

 

 

 

 

 

第2章:なぜ僕はTQQQやFANG+を選んだのか?

S&P500に投資するだけでも、資産形成はできる。

過去100年の歴史がそのことを証明している。

でも、僕はそこに**「攻め」の投資先**としてTQQQやFANG+を組み入れている。

理由はシンプルだ。

僕のような普通の会社員が、働き方を変えるために5,000万円という目標を目指すなら、ある程度リスクを取らないと間に合わないと考えたからだ。

 

 

 

 


レバレッジは怖い。でも、怖いだけじゃない。

TQQQとは、NASDAQ100に3倍のレバレッジをかけたETFだ。

つまり、NASDAQが1%上がれば3%上がり、1%下がれば3%下がる。

これだけ聞くと、ただのハイリスク投資に聞こえるかもしれない。

でも実際は違う。

NASDAQは、米国の成長企業(AppleGoogleAmazonなど)で構成されている。


米国の人口は増え続け、イノベーションは止まらない。


テクノロジーの進化は、指数的で、持続的だ。


つまり、短期では荒れても、長期では上昇する可能性が高いと僕は見ている。

 

 

 

 


愚直に放置。それが最強の戦略になる

TQQQは、暴落時には価値が半分以下になることもある。

でも、僕はその暴落すらも「割安セール」だと捉えている。

実際に僕は、暴落時に買い増したTQQQが、2年後に資産を大きく押し上げてくれた経験がある。

もちろん、その逆になることもあるかもしれない。

でも、**時間を味方につければ、統計的には「持ち続けた者が勝つ」**のがこの世界だ。

僕の投資スタイルは、こうだ。

毎月の積立を機械的にこなす。


相場は見ない。


買ってから数年は売らない。むしろ忘れる。


つまり、「感情を排除し、構造で勝つ」戦い方。

短期の値動きに一喜一憂しない。

むしろ**「下がったら、未来の利益を安く買えるチャンス」とすら思っている。**

 

 

 

 


FANG+というもう一つの攻め

TQQQと同時に、僕はFANG+という商品にも投資している。

これは、アメリカの超大型ハイテク株(Meta、AmazonNetflixGoogleAppleなど)に絞って投資するETFだ。

FANG+のメリットは、

NISAで買える(TQQQはNISA対象外)


成長力の高い企業に集中投資できる


値動きは大きいが、TQQQほどレバレッジはかかっていない


つまり、TQQQほど極端ではないが、それなりに攻められる選択肢として、僕のポートフォリオに組み込んでいる。

僕はFANG+を、月10万円ずつ、NISAで積み立てている。

ボーナス時期には資金が余ればTQQQを買い増す。

この「使い分け」が、精神的にも非常に楽だ。

 

 

 

 


目標から逆算して、必要なリスクを取る

僕の目標は、45歳までに5,000万円の資産を築くことだ。

普通にS&P500だけに投資していたら、年率7%としても今から10年で2.5倍。

現在の資産が2,900万円なので、単純に計算すると約7,000万円には届かない。

でも、TQQQやFANG+を活用して平均年率20%程度を目指せば、資産は6〜8倍になる可能性がある。

もちろん、下がる可能性もある。

でも、下がったときに「そのまま持ち続ける」という選択ができるなら、問題ないと僕は判断している。

僕にとっての「レバレッジ投資」は、

短期で稼ぐための手段ではなく、長期で効率的にゴールにたどり着くための乗り物だ。

 

 

 

 


次章へ向けて

次の章では、僕がどのように毎月の積立を設計し、どうやって家計の中で投資余力を作っているのか、

そして「奨励金つきの自社株投資」なども組み合わせた戦略的な月10万円投資法について詳しく紹介する。

 

 

 

 

 

 

第3章:月10万円積立とボーナスの使い方戦略

投資を継続する上で一番大事なのは、「最初の一歩」でも「銘柄選び」でもない。

仕組み化して、習慣にして、ストレスなく続けることだ。

僕はそれを「手間ゼロ投資」と呼んでいる。

 

 

 

 


家計と投資の境界線をはっきりさせる

まず、生活費と投資資金は完全に分けて管理している。

「投資は未来のためのお金」だと割り切って、手を付けない。

口座も分けているし、意識も分けている。

この「分ける力」が、実は投資継続の最大の秘訣だと思う。

日常の出費に引きずられない。投資は投資。それだけ。

 

 

 

 


月10万円の積立構成

僕の積立は、大きく3つの柱で成り立っている。

FANG+に月10万円(NISA口座)

  → アメリカの成長企業に集中投資し、非課税メリットを最大化


勤務先の持株制度に年100万円(月8.3万円)

  → 毎月の拠出に対して10%の奨励金が付く制度

  → 実質年率10%のリターンが最初から保証されているようなもの


相場に応じてTQQQをスポット購入(ボーナス or 余剰資金)

  → 下がったときは買い増し、上がっているときは無理に動かない


このように、安定・制度活用・攻めを組み合わせた形で、全体のリスクと成長性のバランスを取っている。

 

 

 

 


持株制度=奨励金つきの「非公開優良投信」

勤務先の持株制度には、奨励金が年間で10%以上つく。

これは市場ではなかなか得られない利回りだ。

「株価が上がらなくても、奨励金だけで勝てる」ような設計なので、リスクを限定しつつ恩恵を最大化できる。

もちろん、勤務先の経営に全資産をかけるのは避けたいから、一定額に達したら定期的に売却して他の投資先(たとえばS&P500やTQQQ)に振り替えている。

つまり、持株制度は「エントリーポイントとして優秀」な資産形成口として使っている。

 

 

 

 


ボーナスの使い道もルール化している

年間のボーナス(手取り約200万円)は、次のように配分している:

50万円:持株制度に追加拠出(奨励金狙い)


150万円:生活費の補填 or TQQQ購入資金に充当


「お金が余ったら投資する」ではなく、

**「最初から投資する分を分けておく」**のが、無駄遣いを防ぐポイントだ。

 

 

 

 


積立は迷わず・考えず・続ける

相場の上下に振り回されていては長期投資は続かない。

「今月は高い?安い?」「ちょっと様子を見るか」――そう思った瞬間、積立は止まり始める。

だから僕は、積立設定をしたら完全に放置する。

悩まない。

余計な感情を挟まない。

この姿勢が、結局いちばん強い。

 

 

 

 


投資と生活はつながっている

僕の生活スタイルは、投資と一貫している。

効率化・ミニマリズム・自動化――それらが生活全体を整え、毎月10万円を投資に回すことを「当たり前」にしてくれている。

たとえば:

朝食は、車で片手で食べられるもの(カロリーメイト、豆乳など)


衣類はノーアイロン・速乾素材を選ぶ


掃除はロボット、口腔ケアは電動ブラシ+ウォッシャー


スマホは誘惑が少ないアプリ配置にして、時間浪費を防ぐ


これらはすべて、「本当に大事なことに時間とお金を回すための工夫」だ。

 

 

 

 


次章へ向けて

次の章では、TQQQのような高ボラティリティ商品を持ち続けるためのメンタルの整え方と放置術、

そして実際に暴落局面をどのように乗り越えたかについて書いていく。

 

 

 

 

 

 

第4章:レバレッジ投資と心の安定 〜暴落とどう付き合うか〜

TQQQに投資していると、毎日の価格変動が気になる。

少しの値動きでも、数十万円単位で評価額が上下する。

「また下がったか」「今日は戻ったな」――

気にしないつもりでも、目に入る。見てしまう。

でも僕は、見てもいい。ただ、動かない。

これが、れすもあ式レバレッジ投資のスタンスだ。

 

 

 

 


見るのは自由。でも、反応はしない

僕は価格は毎日見る。

株アプリも開くし、為替もチェックする。

でも、それは「判断するため」ではなく、記録の一部だ。

「見てしまう自分」を否定しない。

むしろ、「見ても何も変えない自分」を作っておく。

この切り分けが、精神的な安定につながっている。

 

 

 

 


なぜ動かないか?最初にルールを決めているから

僕は、TQQQを「数年〜10年持ち続ける前提」で買っている。

だから、日々の価格変動に合わせて売り買いしない。

暴落時も、急騰時も、やることは同じ:

積立は継続(FANG+など)


TQQQは売らない(利確もしない)


暴落が来たら、現金があれば買い増し。なければ眺めるだけ


こう決めてあるから、毎日見るけど、毎日迷わない。

 

 

 

 


「暴落は必ず来る」から、むしろ構えておく

TQQQをやる以上、暴落は避けられない。

過去を見れば、20〜30%の下落なんて年に何度もあるし、50%下がった年もある。

だから僕は、**暴落は「異常事態」ではなく「予定イベント」**と考える。

天気予報で雨がわかっていれば、傘を持っていけばいい。

投資もそれと同じ。事前に構えておけば、焦らずにすむ。

 

 

 

 


心の安定を保つための3つの前提

現金は1,000万円キープ

  → 日常生活・教育費・緊急支出は、株価と無関係に安心できる。


分散されたポートフォリオ

  → S&P500や自社株など、TQQQと異なる値動きの資産がある。


目的が「金額」ではなく「選択肢」

  → 僕は億万長者になりたいわけじゃない。

   「45歳で選べる働き方」がしたいだけ。

   だから、日々の増減に一喜一憂しなくていい。

 

 

 

 

 

暴落時のれすもあ流マインドセット

「落ちたら、未来の自分が買いやすくなる」


「下がった今が、実は上がる前兆かもしれない」


「今は動かないことが、将来の利益になる」


そう考えるだけで、価格変動は情報であって脅威ではなくなる。

 

 

 

 


SNSや相場の声とは距離をとる

投資系SNSでは、暴落のたびに「逃げろ」「終わった」などの声が飛び交う。

でも、ああいう声は他人のリスク許容度と前提で語られている。

自分のルールと関係ない。

僕は、TQQQを「10年持つ」と決めている。

他人の3日スパンの意見に、自分の10年戦略を惑わされる必要はない。

 

 

 

 


「見ること」と「惑わされること」は別だと割り切る

毎日見てもいい。

でも、見るのと反応するのは別の話。

それができるようになったのは、

ルールをあらかじめ決めているから


分散と現金で土台があるから


投資以外の価値(家族・仕事・健康)を持っているから


投資にすべてを乗せていないから、揺れない。

それが、僕なりの「強さ」だと思っている。

 

 

 

 


次章へ向けて

次の章では、僕の暮らしそのものが、どう投資とリンクしているかについて書く。

ミニマルで実用重視な生活が、どう投資継続の力になっているか。

投資と生活の「一貫性」について掘り下げていく。

 

 

 

 

 

 

第5章:生活のミニマル化が投資を支える 〜迷いを減らすと、お金も増える〜

僕は、自分の性格を「面倒くさがり」だと思っている。

でも、それを否定したことはない。

むしろ、どうすれば面倒を減らせるかをいつも考えてきた。

この「効率化したい」という気持ちが、

生活の中のムダをそぎ落とすことにつながり、

結果として、投資をストレスなく続けるための土台になった。

 

 

 

 


迷わない暮らしは、投資の安定にもつながる

人は、選択肢が多すぎると疲れる。

「今日は何を食べよう」「どの服を着よう」

こうした小さな迷いの積み重ねが、気づかないうちに決断力を削っていく。

投資も同じだ。

「今月の積立、やめようかな」

「高値かもしれないから、一度見送るか」

そうやって迷い始めたら、行動は止まってしまう。

だから僕は、生活からも投資からも「余計な迷い」をなくすようにしている。

 

 

 

 


食事、衣類、日用品をシンプルにする

朝食は、毎日同じ。

カロリーメイト、豆乳、ウイダーinゼリー、アーモンドフィッシュ、ドライプルーン。

この組み合わせなら、車の中でも手軽に食べられるし、栄養もそこそこ。

食べるものを固定すると、買い物の時間も悩みも減る。

服も同じような感覚だ。

ノンアイロンで速乾性のあるポリエステル系の服を選んでいる。

シワにならないし、洗濯も楽だし、朝に「何を着ようか」と迷う時間がなくなる。

日用品も、長く使える定番品を決めている。

ドルツのウォッシャーやエアーポッズなど、生活の中で「迷わず使い続けられるもの」を選んでいる。

こうやって、生活における選択肢をあえて減らすことで、投資に対する集中力も保てていると感じる。

 

 

 

 


固定費とストレスを減らすことは、投資余力を増やすこと

生活をミニマルにしていくと、出費が自然と減っていく。

買い物の頻度も、失敗も、衝動も減る。

服や道具を無駄に買い換えたり、比較サイトに何時間もかけることもなくなる。

その分、手元にお金が残る。

僕の場合、そのお金を自然と投資に回せるようになっていった。

「節約するぞ」と気合を入れたわけではない。

ただ、自分にとって必要なものだけを選ぶ暮らしが、結果として資産形成につながった。

 

 

 

 


家族と投資を両立するには、仕組みが必要だった

子どもが生まれてから、僕の時間の使い方は大きく変わった。

自由になる時間は限られている。

だから、暮らしの中に「無駄な選択」や「迷い」を入れないようにしてきた。

たとえば、スマホのホーム画面には、ニュースアプリやSNSは置かない。

代わりに、Kindleの読み上げ機能で、車の中でも自己投資の時間を確保するようにしている。

投資の口座も、生活費の口座と分けている。

「このお金には手を付けない」という意識が持てるから、相場が下がっても慌てない。

生活のルールと投資のルールを一貫した仕組みにしておくことで、

投資を無理なく、そして長く続けられるようになった。

 

 

 

 


投資は生活からはじまっている

僕にとって、投資はお金の話だけじゃない。

暮らしのデザインの一部だ。

選ばないことで迷いを減らす。

固定化することで時間を生む。

それによって、投資が「頑張るもの」ではなく「自然と積み上がるもの」になる。

だから、れすもあ式の資産形成は、生活の整え方そのものでもある。

ミニマルな暮らしと、長期投資は、とても相性がいい。

 

 

 

 


次章へ向けて

次の章では、僕のポートフォリオ全体について紹介する。

なぜこういう配分にしているのか。

攻めと守りのバランスをどう取っているのか。

「フルインベスト戦略」をどう成り立たせているか――その設計思想を詳しく書いていく。

 


第6章:れすもあ式ポートフォリオ設計 〜攻めと守りのバランスをどう取るか〜

 

第7章:僕の資産が増えていった道のり 〜停滞と暴落を超えて〜

 

第8章:資産5,000万円のその先へ 〜僕が目指す自由な働き方と暮らし〜

 

第9章:初心者が投資を始めるなら、僕はこうする 〜れすもあ式・最初の一歩〜

 

最終章:お金は、人生を選べる道具である 〜れすもあから読者へ〜